「成長する・上を目指す」と言う考えで泥沼にハマる苦しさについて

「成長することが大事」という言葉に違和感を感じている。

「上を目指すや向上心を持て」などのアドバイスにウンザリしている。

ゆったりとふんわりとした生き方が出来ないかとヤキモキしている。

そんな方に向けた記事です。

 

今回の結論

「上を目指す・成長する」とは具体的に何のことか説明できない人が多いのは、人に利用されているから。

成長するや上を目指すという思考は上昇志向のようで、実はとてつもない泥沼にはまっていく

趣味すら楽しめなくなる苦しい思考は「成長する」

生活をゆったりとふんわりと過ごすことは自堕落な生活ではない

 

「成長する」「上を目指す」「努力する」などの言葉は労働者の思考

 

まず、とても残念な事実をお伝えしなくてはいけません。

ある意味世の中のタブー的情報です。

成長しなくてはならない」「上を目指さなくてはならない」という考えは労働者としてとても優秀な考えであり、支配コントロールする側にとってとても都合の良い思考です。

もし、自分がこの世界のピラミッド構造のトップに立ち、教育や政治・経済に至るまで意のままに操れるとしたら、どうでしょうか。

僕はそういう支配的な思考はありませんが、もし支配する側の立場であれば、人々に競争させ、成長しなければならない、という情報をあらゆるジャンルで流布しようと思います。

そして、「自堕落な生活は悪」という情報を流しまくります。

冷静に考えてみてください。

それくらい、成長しなければならない・上を目指さなければならないという思考を持っている人々はとてもコントロールしやすいのです。

つまり、トップの人に都合が良い考え方なのです。

僕は「成長しなければならない」「このジャンルで上を目指していかなくてはいけない」と日々考え、そのジャンルについて真剣に取り組んできたタイプの人間です。

ですが、ある時、当たり前だと思っていた「成長しなくてはいけない」「上を目指す」という考え方に違和感を感じました。

それに気がつくまで相当な年数を有しました。

なぜなら、誰も本当のことを言わずに、というか言わないどころか、成長せよ、上を目指して当たり前という回答ばかり出すからです。

これでは、社会は疲弊する方向に進んで当たり前です。

なぜなら、生活の目的として成長を目指すことを言い出したら、一体どこまで何を目指せば良いのかわからないからです。

そもそも、成長とは何のことか明確に説明してください、と言われたら実は回答に困る言葉だったりします。

人によって回答が違うと思います。

「成長する」とはある意味都合の良い言葉であり、曖昧な概念なのです。

何かオリンピックで金メダルを取るみたいに超具体的に、目標があるのであれば目標達成を成長と捉えて是非、続けて欲しいと思います。

しかし、普通に生活していて、家事・子育て・生活・仕事・趣味あらゆるジャンルで成長しなければならないと言われ続けるのに疲れましたし、何より、先ほどの通り何を目指しているのかわからなくなりました。

心当たりないでしょうか。

何を検索するにしても、そのままの自分の気持ちを大事にするという考えより、成長する、上手くいくために、上を目指すためにという前提でほとんどの考えが進行していきます。

ですから、そうした情報に触れ、自分にはできないと思ったり、窮屈な思いをしたり、他人より劣ってしまうと考えてしまい、苦しんでいる人が沢山います。

そうしたエネルギーを僕は日々感じています。

人々に覇気がなく自信を失っている状態です。

僕はその根本は学校教育にあると考えていますので、気になる方は下の記事から飛んでみてください。

 

また、日々の労働で心も身体も疲弊し、自分のやりたいことも見つからず、生活のための生活を続けさせられ、挙げ句の果てにはやりたいことも見つからない状態に追い込まれているのです。

日本人は特に疲れているように感じます。

成長する・上を目指すとは具体性がなければ、ただ何となく泥沼にハマっていく

 

日々の情報を取得する上で、成長するや上を目指すといった思考が反映されているメディアや情報に触れると何となく自分も生活や仕事・趣味・子育てなどあらゆることで上昇志向を持って取り組まなくてはいけないと考えてしまいます。

もちろん、仕事においてプロ意識を育てるために、プロとしてしっかりした物を提供したいという考えをお持ちの方はその限りではありません。

僕が言いたいのは不必要な上昇志向(成長する・上を目指す)は自分の心と身体を疲弊させるだけだとお伝えしたいのです。

例えば、特に昔から流行っている意識高い系の人たちが疲れてスピリチュアルにはまっていくのも、心が疲弊してしまうからです。

結局、何を目指していくのかがわからなくなっているのです。

何を目指していくのかわからないのに加えて、現実ではお金も稼げずに、悶々としている状態です。

とても、苦しい状態で、成長という謎の概念を追い続けた結果、訳がわからなくなってしまい、疲弊し、泥沼にハマってしまうのです。

ですので、僕からの提案です。

この謎の上昇志向の泥沼から抜け出すためには、自分自身を大事にする思考に切り替える必要があります。

人生の中で、「ゆったりとふんわりとした感覚で生活してみてはダメですか?」

みんなが急かせかしている状態ではなく、ゆっくりとふんわり生活する人が増えれば、自然と世の中も過ごしやすく、心に負担のかからないゆったりとした生活が出来るということです。

僕は生まれが青森県で、とてものんびりした地域で育ってきました。

だからこそ、関東にきて一番感じたギャップは時間の進み方の違いです。

青森にいると、「あっまだ15時か、時間あるから掃除でもするか」という感じがありますが、都内で生活しているとそうしたことは一度も感じたことがありません。

常に時間が足りないという感覚だけが残ります。

田舎と都会では時間の進み方がまるで違うように感じます。

住んでいる人々の思考が生活の進み方にまで影響している良い例です。

 

僕は、この教材を読めば、生活が豊になる方法が記載されているや、お金が半自動で入ってくるツールがあるとかそういう情報商材を売りたいので、こういうことを言っているわけではありませんよ。笑

本気で、心にゆとりのあるゆったりとした生活にシフトしてみたら、いかがですか?という提案をしているのです。

そのために、生活の中でゆったりとした時間を意図的に作ることが重要です。

上昇志向があるせいで、時間が1時間でもあれば、時間を無駄にしてはいけない(例えば、ダイエットのために走りに行かなくては!とか)と考えてしまい、いつも急かせかしてしまいます。

そうではなくて1時間あれば、ぼっーとしてみてください。

そうしてみるだけで、心や身体が少しでも休まり、良いアイディアが生まれ、活動的になったり、日々の生活が楽しくなったりします。

現代人は便利になっているようで、生活の中でやることが増えすぎた結果、疲弊してしまうという現象が発生しています。

それを理解して、オフの時間帯を意識して作ることが重要です。

話はそこからです。

場合によってはデジタル断捨離をしても良いかもしれませんね。

ついついスマホいじってしまいますから。泣

実は、生活のため、お金のために一生懸命やっていたことも、ゆったりふんわり生活することで、実は大した問題ではなかったと気づく人も沢山いらっしゃいます。

それくらい、自身の意識が現実に反映することは大きいのです。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

プロフィール

プロフィール「新しい子育て研究家兼ライフコンディショナー」

○名前:じょーもんパパ ○出身地:青森県 30代のアウトドア・釣り好き、サッカー日本代表好き。 「2歳の男の子・0歳の女の子」二児の父親。 妻と息子と娘と4人暮らし。自分も子供も大事にする子育て・生き方を模索中。興味のあることは何でもやってみるをモットーに生活中。「自分が生まれた意味」は好きなこと・得意なことにこっそり隠れていると信じている。自分を満たすからこそ、コップから溢れるように周りも大事に出来ると伝えている。

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