夫婦間や家族間のイライラの原因は「相手への期待」にある

「家族間でイライラすることが多い」

「夫婦間で互いにイライラする」

「最近、旦那(妻)にガッカリすることが増えた」

と感じている人向けの記事です。

 

今回の結論

期待とは相手への依存でもある

期待をするからガッカリする

最初から期待しないと感謝の気持ちが増える

お互いに感謝・尊敬の気持ちがとても重要な人間関係の基本

期待とは「相手へのコントールであり、依存そのもの」である

 

親や学校の先生、そして、会社の上司から沢山の「期待しているよ」と言う言葉を浴びせられてきました。

しかし、そんな期待しているというのは、僕自身が自分に期待しているワクワクではなく、全く違う性質を持っている言葉であると最近気が付きました。

世間一般でいう目上の人が言う「期待する」という言葉には愛が感じられません。

なぜなら、その「期待」の本質には「自分の都合の良いように動いて欲しい」というコントロールの意味が見え隠れしているからです。

相手に何かを期待するということは、ある意味相手への依存でもあり、相手へのコントロールなのです。

本人にこの事実を突きつけても、よく理解してもらえないことも多いのですが、相手に「期待しているよ」と伝えるシチュエーションを観察してみるとよくわかります。

それは、何かを達成して欲しい時など、結果を求める条件付きの話が多数だからです。

どう言うことかと言えば、期待されている人はある条件を求められているのです。

これは、コントロール以外の何者でもありません。

コントロールされるのが気持ち良い人はそれで良いと思いますが、コントロールされる人は自身の現実を創造できずに、誰かに依存するようになっていきます。

あなたの評価が私の評価ですから、どうぞ評価してください、と他人に自分の価値を委ねるのです。

そんなことは当たり前に行われているのですが、冷静に他人が自分の価値を決める社会の苦しさを見つめてみてください。

ほとんどの人が人との比較に苦しみ、自分の価値を見出せずに生活しているではないでしょうか。

ある意味、期待するという言葉の奥深くには相互依存的な現実が隠れているのです。

 

相手へ期待することが、ガッカリする根本原因

 

夫婦同士で、「旦那がこうで〜」とか「嫁があ〜で」などの会話はよく聞かれる愚痴です。

夫婦間で沢山の愚痴や不満があるということです。

そんな愚痴を知人同士や友達同士でよく話している人も多いと思いますが、そもそも不満の種とはどこにあるのでしょうか。

それこそが「相手への期待」です。

例えば、今洗濯物が沢山洗う必要があるのに、他の家事で手が離せない状態としましょう。

その時、妻は旦那に洗濯をやって欲しいし、何も言わずに洗濯をやってくれたら嬉しいと心で期待します。

しかし、旦那は洗濯が溜まっていることすら気がつかず、妻が何に困っているかすら全く理解していません。

そう言うことで妻に不満が溜まり、先ほどの通り、愚痴や不満に繋がっていき、旦那にガッカリしてしまうのです。

しかし、この時に「相手に期待する」という気持ちを無くしてしまうとどうなるでしょう。

洗濯をしたいけども、今は別の家事をやっているから洗濯は後、1〜2時間後にやれば良いやぁと考え、その時に洗濯をすることを延期するとします。

その1時間後、旦那が洗濯物溜まっていて、身体を拭くタオルが足りないことに気がつき、洗濯機を回して洗濯をしてくれたとします。

するとどうでしょう。

全く期待していなかった方が、嬉しさが増すのです。

それどころか、急にやってくれたことに対して感謝の気持ちすら湧いてきます。

 

つまり、一緒に生活している人など家族間でこそ、家族間の期待はしない方が精神衛生上良いのです。

なぜなら、最初から期待しなければ、怒りの感情や不満の感情すら出てこないからです。

そうした大らかな気持ちで、生活することが何よりも重要です。

僕は子供にも妻にも特に何も期待していません。

こう言うと冷たく聞こえるかもしれませんが、体感的にその方が長い目でみて、結果的に妻に感謝の気持ちを持てたり、妻がより愛おしく感じるからです。

 

感謝と尊敬と尊重

 

パートナーであっても、家族間であっても、重要な人間関係の根幹は「感謝と尊敬と尊重」です。

この気持ちがあれば、余程合わないと感じない限り、相手への愛とは何かを肌感覚で感じることが出来るでしょう。

互いに依存するように教育されてしまった現代人からすれば、実はとても難しい感情かもしれませんが、相手がいてくれることへの小さな感謝、そして、相手の行動を尊重することができれば、大きなトラブルなく、幸せに生活出来るのではないでしょうか。

 

人には宇宙でたった一つの個性があります。

みんな違います。

みんな違う個性をそれぞれ尊重しあえれば、互いをコントロールしたり、征服したり、いじめるような世界ではなくなります。

そうした本当の愛を気がついた人からどんどん発信していき、みんなに届けば、とても素敵な社会になると思います。

愛の種をみんな肌感覚で気づいています。

このブログを読んでいるのが良い証拠です。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

プロフィール

プロフィール「新しい子育て研究家兼ライフコンディショナー」

○名前:じょーもんパパ ○出身地:青森県 30代のアウトドア・釣り好き、サッカー日本代表好き。 「2歳の男の子・0歳の女の子」二児の父親。 妻と息子と娘と4人暮らし。自分も子供も大事にする子育て・生き方を模索中。興味のあることは何でもやってみるをモットーに生活中。「自分が生まれた意味」は好きなこと・得意なことにこっそり隠れていると信じている。自分を満たすからこそ、コップから溢れるように周りも大事に出来ると伝えている。

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