子供と一緒にみるテレビの悪影響と情報を選択肢を広げる考え方について

「子供がテレビを見すぎていてとても心配」

「子供にとってテレビが悪影響にならないか心配」

「子供とテレビの関係について知りたい」

「子供が様々なメディアとどう向き合っていくのか知りたい」

と考えている方向けの記事です。

 

今回の結論

テレビとは様々な広告媒体であるという本質を知る

テレビで流れるニュースはネガティブなものが多く、子供に見せる必要がないものばかり

テレビは脳をオフの状態にするため、考える力は身につかない

テレビ番組の印象が強ければ強いほど、柔軟な考えを失っていく

質の高い情報を得るには、情報の取り方を小さな頃から親子で考えていくことが大事

 

テレビが無料なのは、広告媒体だから

 

子供といるとテレビという媒体に触れる機会が多い家庭とそうでない家庭と様々だと思います。

昨今は僕の体感ですがいわゆる地上波と言われるテレビを家庭内でつけている時間がまずないというお家も増えてきており、脱テレビ化が進んでいます。

現在、30代以上の方であれば、テレビとは無料で天気予報や様々なドラマ、面白い番組など色々と楽しめるコンテンツという印象の方も多いと思います。

しかし、テレビという媒体はそもそもなぜ、無料で流れるのかを大人達は理解しておく必要があります。

理解した上で子供に見せる見せないの判断の基本的な情報にして欲しいと思います。

テレビとは、広告したいモノ(政治・経済・商品・思想)などを広げるための媒体であるという点を理解しておく必要があります。

テレビCMなどはとても理解しやすいと思いますが、番組の間に流れるあのCMです。

あのCMこそが、テレビが運営していくための収入源となります。

つまり、全てのテレビ番組にはスポンサーがあり、そのスポンサーに利益をもたらす情報や刷り込みをするための媒体と言えます。

CMのイメージから商品を広告しているように思えますが、テレビを運営している会社やその株主、広告主の都合で、何を広告するか決めています。

簡単に言えば、テレビを見る人々へ洗脳をかけることも簡単に出来、知らず知らずのうちに刷り込みがされてきました。

国にとって都合の良い情報、政治家の動向を紹介しているようで、政治家のショーを見せられ、右往左往させられ、印象操作の末、選挙すらコントロール出来るのがこの国のテレビの役割です。

少し恐ろしい、まるで都市伝説のような話だと思われるでしょうが、テレビの実態は実際そうなのです。

大人がこの実態をよく理解しておく必要があります。

大人がテレビのことを理解できたら、子供にも素直に伝えてあげてください。

歳は関係ないです。

本当のことを伝えてあげる方が良いです。

その結果、選ぶのは子供自身です。

 

ニュースは「自分がこうなったらどうしよう」と不安にさせるためのもの

 

ニュースを見ていて、必ず誰かの不幸が紹介されます。

むしろ、誰かの不幸を紹介するためにニュースを流していると言わざるを得ないくらい、酷く凄惨な事故事件が淡々と伝えられます。

毎朝のニュースをチェックしている人はそれを見て、気分上々で1日楽しく生きようと思える人はいるのでしょうか。

大体の人は、今の日本はとても暗いという印象しか持っていないと思います。

でも、冷静に考えると2つのシンプルな疑問点が浮かんできます。

まず1つ目は、暗いニュースばかりではなく、朝からとても楽しいニュースだけを流せば、日本人はみんなハッピーな気持ちで1日が過ごせます。

朝から、「誰々が死にました」みたいな内容よりも「可愛いワンちゃんが楽しそうにしています」というニュースを流してもらった方が気分上々です。

朝から。

テレビは視聴率がとれたり、物が売れる、または国民を不安や恐怖の気持ちにさせる目的で放送しているとしか考えれない状況ではないでしょうか。

2つ目は、とても冷たい考え方だと言われるかもしれませんが、そもそも他人の不幸のニュースを見る必要はありません。

はっきり言って、自分の人生と何か関係があるのでしょうか。

他人が事故をした事実が自分の人生にはほぼ関係のない話です。

ただ、事故・事件のニュースを見て「自分がこうなったらどうしよう」と不安に駆られて終了です。

それを子供にさせたいですか?ということです。

朝から子供に「○○地域で殺人が起きたので、あなたも殺人事件に注意しなさい」と言っているようなものです。

冷静に考えてみてください。

子供の幸せを願う人がする行動ではないです。

自分と全く違う地域の不幸話や事故事件は、一見、他者への警告や注意喚起的な役割で放送しているか思いきや、全く違います。

朝から気分が重くなるだけです。

警告や注意喚起で流しているニュースと意見は詭弁です。

僕は、大学生くらいの頃からテレビを見ない派を貫いてきたので、ニュースで一喜一憂することもなく、安定して生活できています。

不安になるだけの情報は不必要ですから、お断りしています。笑

 

柔軟でいられなくなるテレビ脳

 

テレビを見すぎることによって、複数のデメリットがあるのですが、何より子供にとっても最も大きな負荷のなるのが「考え方が柔軟でなくなる」ことです。

とても柔軟な子供の発達を大きく阻害する要因ですね。

これは今の昭和時代の中高年の方々がテレビというメディアから情報をよくとっていた事実を考えればわかりやすいのですが、考え方が昔と変わらず、偏屈でいるようなイメージです。

テレビというのは、特にインパクトのある情報を打ち出してきて、その内容を繰り返し、あらゆる形で放送したります。

例えば、納豆菌はとても体に良いから、納豆を食べることはとても良い健康習慣だ、という情報を繰り返し、同じような形で放送されると、知らず知らずのうちに「納豆=とても健康」という考えが深層心理の中で働き、それ以外の角度からの情報を新しく受け取りにくくなってしまうのです。

結果的に多様性を受け入れられる脳ではなくなり、テレビで得た印象とインパクトによって形成された情報のみを取得する思考になってしまいます。

子供は興味の赴くままに色々と人生を謳歌した方が様々な選択肢を増やすことになりますから、子供がいるお部屋でテレビの情報を垂れ流してしまうような環境はデメリットになるケースがあります。

今は昔と違い、情報の取り方もとても高度になっており、信憑性が高い情報ほど、お金を払わなくては手に入らない時代です。

時代において、情報の取得の仕方を子供の頃から色々ものを活用した方が柔軟な発想が出来る子供に育ちます。

うちは2歳くらいから字が読めなくも小学館の図鑑はある程度の種類を必ず、寝室か遊び場に並べてあります。(生まれてからブックオフで少しづつ揃えました。)

YouTubeでみたザリガニやスーパーや水族館で見た魚を図鑑で探したり、動く動きを見たければ、YouTubeで検索したり、図鑑の付録であるDVDで昆虫の生活について学んだりしています。

こう書くと教育パパ的な感じに思われますが、真の目的は学力アップでも脳の発達させる目的でもありません。

本人が望んだ情報を様々なメディア(本・図鑑・ネット)から選んで自分で探すという習慣をつけることにあります。

例えば、SNSは悪影響がある情報が流れてくるから使用禁止なんてことをせずに、SNSも活用して見せれば良いのです。

その中で、良い情報の取り方や悪い情報の避け方を子供に伝えていけばいかがでしょうか。

悪影響があるから禁止にするのではなく、本当のことを素直に伝え、子供に選択してもらうように促す方が子供が自立しやすいのです。

ただ、問題なのがその「本当の情報」というのがかなり見つけにく昨今になっているのが現代で、大人ですら質の高い情報にほとんどアクセスできないのですから、親子で情報の取り方というのを模索してスタンスがお互いを補完し合い、良い関係でいられるかもしれません。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

プロフィール

プロフィール「新しい子育て研究家兼ライフコンディショナー」

○名前:じょーもんパパ ○出身地:青森県 30代のアウトドア・釣り好き、サッカー日本代表好き。 「2歳の男の子・0歳の女の子」二児の父親。 妻と息子と娘と4人暮らし。自分も子供も大事にする子育て・生き方を模索中。興味のあることは何でもやってみるをモットーに生活中。「自分が生まれた意味」は好きなこと・得意なことにこっそり隠れていると信じている。自分を満たすからこそ、コップから溢れるように周りも大事に出来ると伝えている。

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