末長く幸せに生きるためのお掃除方法を徹底解説『家族間の掃除論』

「掃除方法や使う洗剤がわからない」

「掃除方法について詳しくなりたい」

「掃除したいけど、何から初めて良いかわからない」

「大掃除を考えている」

「子供達の健康を考えて家の中を継続して清潔な環境に整えたい」

そんな方向けに書いた記事です。

 

ルームクリーニングの職人と日々接する機会があり、自身もルームクリーニングに深く関わっている経験もある僕が掃除方法や掃除の基本について説明します。

 

お掃除は終わった後、綺麗になった場所を見て、すごく気分が良いものです。

僕なんかはピカピカになった箇所を見るのがすごく好きなので、お掃除が好きな方と言えるかもしれません。

でも一番の理由は妻が喜ぶからついついやってしまうと言うのが本音です。笑

個人的に生活を大切に、楽しくするための一つの方法がお掃除だと思っています。

 

僕が紹介する掃除には基本的な方法や考え方があります。

そうした方法を知ることで少しでも掃除が楽しく、夫婦間(パートナー間)でより気持ちよく生活出来るように執筆しました。

僕はお掃除に関わる関係の仕事をしていますので、掃除については比較的詳しい方です。

特に仕事の関係上、お掃除を生業とする業者さんと頻繁に会話しており、個人的な興味もあり、掃除の話はよくしていますので、実は相当奥が深い世界であることも理解しています。

だからこそ、深い世界を模索する中で学んだシンプルな原則を紹介したいと思います。

前置きが長くなりましたが、今回は、家庭でやりやすいお掃除方法や考え方、お子様に関するお掃除指導なども視野に入れて解説していきます。

今回の結論

・理想はすぐに洗う・掃除すること。カレーを食べた後にお皿をお湯で流すとすぐ落ちる理論。

・お掃除の究極の基本は「上から下へ行う」「汚れは浮かして落とす(移す)!強く擦るのは最終手段」汚れを浮かすために水拭きや洗剤の基本を知るべし。

・子供に掃除を出来るようになって欲しいなら、自分が掃除をしっかりお掃除出来るように見せるだけ。

・本気でお掃除したい日は「小さめの雑巾とバケツ」スタイルが究極!

 

お掃除は汚れた直後が一番楽!

 

基本的にはお掃除のタイミングは自分達でやりたくなったら行うことが最もストレスなくお勧めと言う話を上記記事でさせて頂きました。

しかし、相反する話に聞こえるかもしれませんが、掃除や皿洗いのタイミングは汚れた直後が効率的です。

 

例えば、カレーライスを食べたとしましょう。

カレーライスは1枚の大きめの皿にご飯とルーを盛って食べるスタイルが一般的ですが、ルーとご飯を混ぜながら食べることが多い日本のスタイルでは最後にお皿にルーが少し付いてしまいます。

これを1日放置してから皿洗いすると頑固な汚れとなり、洗剤をたっぷり付けても落ちにくく汚れを落とすのに時間がかかります。

しかし、カレーを食べた後の皿をお湯ですぐに流すと、洗剤を使用しなくても指で軽く擦っただけでほとんど落ちてしまいます。

当然油分があるので洗剤は使いますが、汚れを落とすスピードに差が出るので効率性が違います。

 

もう1つお掃除の例で言えば、壁紙(クロス)に食事の最中に食べ物の汁が飛んで付着してしまったとします。

その際に、すぐに拭き取れば水拭きだけで綺麗になります。

これが1週間経ってから擦ると中性洗剤でやっと落ちる汚れに変わってしまいます。

そのまま何もせずに放置すると食べ物の汚れが染みとなり、取れなくなってしまう可能性さえ出てくるのです。

浴室の頑固になってしまった水垢や石鹸カス汚れも一緒で、汚れた直後がそもそも落ちやすいので、お風呂に入りながらついで掃除みたいなスタイルが一番綺麗に保つ秘訣なのかもしれませんね。

 

お掃除というのは、汚した直後が一番落ちやすく、効率的に掃除が出来るという点を覚えておいてください。

これを意識するだけでお掃除のタイミングを意図的に作り、効率よくお掃除が出来ます。

だからこそ、汚れに気がついたらさっとお掃除する習慣がお互いに出来れば、すごく効率もよく、良好な生活空間を保てると思います。

 

僕の場合、お風呂に入った後にすぐ風呂掃除をしたりしますし、晩ご飯の後に速攻で皿洗いします。

すぐに皿洗いが出来ない時は食べた後の皿に水を入れて少し汚れをふやかしておくようにします。

そうすれば時間が経っても汚れが落ちやすい状態を作れます。

当然毎日ではないですが、自分が楽をするためにすぐお掃除するということを意識しています。

 

「基本その1」お掃除の基本は浮かして落とす!擦るのはあと!

 

お掃除と言うと、一生懸命スポンジや金たわしで擦って汚れを落とすと言うイメージが付いてしまっています。

そうした一生懸命なお掃除は普段はお勧めしません。

疲れますし、一生懸命頑張るお掃除は続きません。

YouTubeなどを見て、一瞬お掃除動画を見てやる気出して、お掃除をしても、結局やる気が続かず数ヶ月で元どおりというのが一番もったいないと思います。

そのため、ガスコンロ周りやレンジフードフィルター等の日頃から油汚れが蓄積するような場所、浴室、台所シンク内、各排水口内などの常に汚れが溜まりやすい箇所は、専用の洗剤で浮かしてから拭き取ると言うアプローチが最も効率的で疲れないです。

どの汚れにどの洗剤が効くかは後述しますが、基本は女性でも力を使わずに楽にお掃除をしてもらいたいので、汚れは浮かして拭き取るものと心得てください。

上記記載の通り、汚れた直後に掃除をすれば、テッシュに水を軽く含ませた物で拭き取るだけで済んでしまうケースも往々にしてあります。

いずれにしても「汚れは浮かして拭き取る」と言う基本を忘れずにお掃除を日々重ねていけば自ずと場所にあったベストな方法が見つかってきます。

汚れを浮かすために洗剤を使うか、水を使うかの違いでしかないのです。

水で汚れを浮かす場合のコツは水分量の調節です。

大きい汚れほど水分量を多く使用し、細かい汚れは水分量を少なめに布巾や雑巾を強めに絞り調整すると良いでしょう。

 

軽く拭き取る(擦る)にも意味があり、拭き取る(擦る)で汚れを移動させる意味合いがあります。

水を含んだ布巾で汚れを浮かし、汚れを布巾に移すようなイメージです。

布巾に移された汚れは洗浄水などで洗えば、また布巾として使えますよね。

それは布巾に移された汚れが洗浄水に移ったと言うことです。

すごく簡単な原理ですね。

 

基本はこれだけです。

「汚れを浮かして、拭き取る(移す)」だけです。

これをイメージ出来るとシチュエーション問わず、お掃除がどんどん上手になると思います。

ただ、軽く擦りながら、洗剤を染み込ませても落とせない場合に、初めてスポンジやブラシなどで再度洗剤を付けてから強めに擦ってください。

ここら辺は実際の見た目で判断してくださいね。

 

よくあるシチュエーションとして、子供の食べこぼしをフローリングに落としてしまったとしましょう。

普通にティッシュで拭いても問題はないのですが、上記を基本にするなら、水を含んだ布巾またはティッシュで食べこぼしの上に少し水に浸しながら優しく拭き取るだけです。

少し浸すと言う点が1番のコツで、水で汚れを浮かしている時間なのです。

この汚れや食べこぼしに対して浸すのは汚れの種類や食べこぼしの量によって変えます。

スプーン一杯以上の量でカレーのようなドロッとした液体が食べこぼしの場合、水を多めに含んだ布巾が望ましく、お菓子などの乾燥した細かいものは少量の水で大丈夫です。

ここら辺は皆さんの現場合わせの感覚で対応してください。

 

よく商品名で言うとクイックルワイパーのようなシート材の性能で汚れが落ちると思われがちですが、上記基本が理解出来れば、クイックルワイパーシート材にただ水だけを含んだシートをセットして拭くだけでも汚れが落とせることがあります。

わざわざ洗剤を使わなくても汚れを浮かすことさえ出来れば、水でもお湯でも洗剤でも、なんでも良いのです。

また、少し汚れが強い箇所でも基本は一緒です。

洗剤の成分が汚れに浸透させるために、スポンジで擦り、汚れに十分に成分を浸透させ、汚れが浮いてくるのを拭き取ったり洗い流しているようなイメージです。

 

普段お掃除しない人で汚れや汚染が蓄積した人なら硬めのスポンジや専用のお掃除道具が必要になってきますが、基本的にはお掃除を楽にするために「汚れを浮かして拭き取る」と言うスタイルを自身の室内や水回り(台所や洗面台、浴室など)に模索していった方が遥かに良いです。

なぜ、模索する必要があるのか言えば、人の生活スタイル、家や場所のお掃除箇所の素材によって蓄積しやすい汚れ(水垢、黒ずみ、カビ、石鹸カスの種類)が違います。

具体的に言えば、浴室内一つとってもタイル壁で目地(隙間)にカビが溜まりやすいだったり、ユニットバスだと各コーキング(ゴム状で縦か横のパネルや浴槽の隙間に充填されているもの)にカビが生えやすいなどです。

そのため、いくら他人の掃除方法を参考にしても、最終的にはお掃除方法を自身で探していく必要があります。

 

ただ、一点重要な点として「金タワシや硬めのスポンジ(サンドペーパーのような)」で普段から掃除をするのはお勧めしません。

上記の通り基本に反していると言うのも理由ですが、1番の理由は再び汚れが付きやすいと言う点に尽きます。

どう言うことかと言えば、金タワシや硬めのスポンジは素材の表面を削って汚れを落としているので、素材に傷を付けている状態なのです。

そのため、素材に出来る微細な凹凸に汚れが再びこびりつきやすくなり、無限金タワシ地獄になってしまいます。

例えば、洗面台の灯器面などを金タワシでゴシゴシ擦ると黄ばみや変色は一見取れるように見えますが、2週間もすれば、オレンジ色に近い黄ばみや黒ずみが再び現れてきます。

やはり、お掃除の基本は素材に傷を付けずに、浮かして落とすなのです。

よく「ゲキ落ちくん」と言うメラミンスポンジというアイテムが汚れが何でも落ちることで有名ですが、かなり研磨剤が入っており、素材を結構削りながら落としているので、僕はタイルなど傷が付かないとわかっている箇所以外に、ほとんど使用しません。

 

「基本その2」掃除のやり方は上から下へ

 

この話はすごくシンプルですが多くの人が実践できていない基本中の基本です。

掃除は基本的に上から下へ行うの大前提です。

一箇所だけ掃除をするのであれば、良いのですが、例えば窓を掃除する場合、窓枠の一番上から手を付けないと埃や汚れが途中で落ちてきて、効率が悪いです。

床を丁寧にピカピカに磨き上げた後に、お部屋の照明内の埃落としをしたら、細かな埃は落ちてきてしまい、また床が汚れてしまいます。

浴室内をお掃除する時も同様です。

天井は普段掃除することは少ないと思いますが、掃除する場合、まず天井から掃除してから壁、浴槽やシャワー水栓、そして、洗い場の床、最後に排水口と言う流れで行うのが最も効率が良いでしょう。

(あくまで家庭掃除の話です。)

上から下に掃除をする際に上にある埃を先に落とす方が効率が良いため、拭き掃除をする前に埃落としをしてから拭き掃除をした方が早く綺麗に仕上がります。

ただし、洗剤を全体的にふきかけるような時はたれ染み防止のために、下から上に行います。

その方が早く綺麗に仕上がりますので。

 

「基本その3」汚れを落とした後は乾拭き

 

普段は割愛しても良い内容ですが、綺麗に丁寧にお掃除したい場合、乾拭きは必須の作業です。

小学生の頃、雑巾の水拭きの後に乾拭きをさせられたことのある方は多いのではないでしょうか。

あの乾拭きが水垢汚れはもちろん、キッチンなどは残った水分での雑菌の繁殖を抑えてくれる大事な作業なのです。

乾拭きをすることで、汚れが落ちていない箇所の発見にも繋がり、と同時に仕上げをしているのです。

浴室内まで全て仕上げの乾拭きをしていたら、それが仕事になってしまうレベルなのでやる人はほぼいないと思いますが、一点だけ、浴室内の鏡は乾拭きすると水垢などのの固着汚れ、水道に含まれる塩素による鏡の内部白濁などを防ぐことにつながります。

また、これはどこの場所でも共通ですが、乾拭きをすることにより水拭きや洗剤だけでは拭き漏らしてしまうような線状の埃や髪の毛なども絡めとってくれるので、丁寧な仕事をしたい人は最後の仕上げとして乾拭きを推奨します。

基本的にどの場所でも仕上げとして機能します。

赤ちゃんや小さなお子様がいる家庭などで気になるとことは乾拭きしてみてはいかがでしょうか。

 

「基本その4」重度の汚れには下処理をする

 

キッチンの重度の油汚れや浴室などの頑固な汚れを落とすにはコツがあります。

まず、汚れが層になっている油汚れなどは物理的にプラスチックヘラなどで傷を付けないように擦りとってしまいましょう。

キッチンの素材を傷つけないように擦りとった後に、中性洗剤で予洗いをし、最後に本命のアルカリ洗剤で掃除が良いです。

予洗いで表面上の汚れを落とし、汚れに洗剤を浸透しやすくしてから本命のアルカリ洗剤で油汚れを徹底的に掃除するのがコツです。

何段階も工程があり、面倒に思えるかもしれませんが、重度の汚れに対しては最も効率よく速くできる方法の一つだと思っています。

浴室も同様で、重度の汚れが蓄積している家庭では、特に水垢の上にさらに別の水垢が乗り、その周りにカビが生え、それに加えて石鹸カスなどが混合して層になっている状態になるケースもあります。

重度の汚れ蓄積ですがそうした場合でも一度中性洗剤を使用することで、ある程度カビや皮脂汚れなどが先に落ちてくれて、残りの汚れにアプローチするだけになりますので、すごく仕事が速くなります。

洗剤成分の基礎!これで使い分けバッチリ!

 

市販されている洗剤には「トイレの〜」とか「カビ取り〜」とか「お風呂の〜」などと記載がありますが、基本的に重要なのは水溶性の性質です。

お掃除に使用する性質は主に4つありpH値の指数により「強アルカリ性」「アルカリ性」「中性」「酸性」と使い分けます。

便宜上、アルカリ性と表現していますが正確なのは「塩基性」と言う表現が正しいようです。

基本的に商品の注意事項は読んで頂く必要がありますが、気にするのはこのpH値と言っても過言ではないくらい、商品裏の表記で気にするところです。

 

アルカリ性は油脂を浮かすのに便利な製品で、油汚れや石鹸カスなどの生活していく上で蓄積した重めの汚れに強いです。アルカリ性が強い重曹を溶かした水や強アルカリ性の洗剤があればキッチン周りの油汚れはバッチリです。

中性洗剤は界面活性剤が油や皮脂汚れを簡単に浮かしてくれるのと、ほとんどの物を変色させないので、家庭に1本は用意しておいて損はない洗剤です。特に床の汚れには中性洗剤がおすすめです。

酸性洗剤はトイレ、浴室、水栓周りなどの水垢・金属石鹸カスや尿石などの金属系の汚れを溶かす強みがあり、実はアルカリ性と同様に油脂や油汚れ、石鹸カスも落としてくれる洗剤です。酸は金属性の汚れを溶かすため、水垢などのカルシウムやマグネシウムなどの金属性イオンが原因の汚れには効果抜群です。

 

強アルカリ性については洗剤と言うよりクリーニング職人の間では薬品と言う扱いになり、一般家庭で扱うには危険が伴いますので、軽い紹介だけにさせてもらいます。

飲食店などの厨房などを洗浄する際に、水酸化ナトリウムの固体をお湯で溶かした「苛性ソーダ」と言う業者向けの薬剤があり、それを使って掃除をしたことがありましたが、気を抜いた瞬間に飛んできた薬液が目に入った瞬間結構痛かったです。

もちろん、すぐに大量の流水で流して何もありませんでしたが、体に影響が出るレベルで楽しく掃除は出来ませんから、そうした業者レベルの薬液の話は割愛します。

そもそも、家庭厨房で飲食店レベルに汚れが蓄積することはないと思いますので。

また、同じく原液の塩素材などを薄めたような強烈な薬液も割愛です。笑

あくまで家庭内でのお掃除を想定している範囲での「強アルカリ」と言う意味合いでご理解ください。

強烈な薬液は、汚れを浮かすと言うよりは汚れを分解してしまうので、人体への影響も物によっては未知数です。

最近はネットなどでお掃除について自分で調べて行う人も多くなっていますが、強力な薬液はお勧めしません。

 

それでは具体的なお掃除場所に対して有効な方法とお勧めの商品を紹介します。

 

家庭に1本!アルカリ性電解水100%

 

このアイテムは超絶お勧めです。

まず、家庭に一本は欲しい、超万能な洗浄水です。

商品は正直、100均でも買えますし、色々な商品がありますが、どれも効果抜群ですので、お好きなものを購入ください。

ただ、100均などの電解水は放置するとすぐに効果が薄くなるものがありますので、注意ください。

 

このアルカリ性の電解水の何がすごいのかと言うと、拭き取りが楽で、タンパク質や油脂を簡単に浮かしてくれるため、室内全ての場所に使えると言う万能アイテムだからです。

ただし、水酸化ナトリウムが微量に含まれている商品(油に効く成分)もあるため、天然成分のみで安全というわけではありません。

この万能振りは、部屋中についた手垢(足垢)はもちろん、キッチンに付着した食品の油脂汚れや人が付けたタンパク質汚れなど、ほとんどの汚れに対応しています。

アルカリ性電解水で家の7〜8割くらいの汚れは落とせます。

浴室とトイレとキッチンは別に洗剤が必要ですが、このアルカリ電解水は難しいこと考えなくてもお掃除が楽しくなります。

本棚や各収納、普段ご飯を食べるテーブルやテレビ周り、冷蔵庫、電子レンジ、玄関の土間、下駄箱などなど、色々使えますので、現代人は是非一家に一本欲しいアイテムです。

何より、僕がお伝えする『浮かして落とす』理論がよくわかるアイテムだと思います。

日常的にお掃除する方は、水回りを除いて建具やドアノブなどの人が触る箇所はこれだけで殆どの汚れが落ちちゃいます!

洗剤の泡感がないのに、汚れが浮き上がってくるのが見えるのが楽しいです。

幹線道路などの近くのマンション住みの方なんかは換気口の中や換気口周りの壁紙が物凄く汚れます。

車の排気ガスが給気口(換気口)を通して室内に入ってきてしまうのです。

そうした換気口周りなんかにもシュッと一拭きして軽く拭き取れば綺麗になります。

そして、タバコのヤニ汚染にも効果抜群です。

壁紙がヤニにより黄ばんでいるご家庭では壁紙にこの電解水をシュッと一拭きしてみてください。

その部分だけ汚れが浮いてきて、色が変わります。

さらにこの水という点がポイントで、余計な泡がでないので、水拭き感覚で全ての掃除が完結するので、キッチンペーパーとこのアイテムだけで部屋中の掃除が完結します。

さらに水のため掃除の箇所への浸透のスピードも早く良いことづくしです。

また、タバコを吸わない一般家庭で購入して試して頂きたいのでが、キッチン横の壁紙です。

キッチンの壁紙があれば、大体汚れが飛んで跳ねて付着していることも多い箇所と思いますが、アルカリ性電解水をしゅっと吹きかけて数秒待ち、拭いて頂ければ、すぐに効果が実感できると思います。

と言うことで、頑固な水垢、トイレの尿石固着、重度の油汚れや染み汚染がない限り、実はアルカリ性電解水と通常の水さえあれば、室内のほとんどの汚れを浮かして落とすことが可能です。

掃除道具は何を購入して良いか迷っている方は、まずアルカリ電解水からがお勧めです。

とにかく万能ですし、ただの水にも関わらず、ガスコンロに付いた大きめの油汚れも簡単に浮かしてくれます。

当然、日々の食事をするテーブル拭きにベストなアイテムです。

 

そして、アルカリ性電解水のメリットが何より手が荒れないということ!

洗剤を使う際は肌を守るためにビニール手袋を着けてお掃除をすることも多いと思いますが、アルカリ性電解水の場合、そうした手袋は必要ありませんので、さっと取り出してさっと使えます。

ですから、普段使いに非常に便利なアイテムなのです。

 

強アルカリ性洗剤のキッチン泡ハイターが重度の汚れには万能!

 

その場合、他の洗剤よりもキッチン泡ハイター漬けすると臭いが取れます。

だからこそ、いつも信用して使っています。

さらに、実はキッチン泡ハイターはカビキラーなどのカビ取り洗剤の代わりにもなりますので、窓パッキンのカビや浴室内のカビにも効果テキメンです。

と言うか、これ一本あれば正直通常の泡が出るカビキラーは不要になります。

比べてみるとカビキラーよりカビが取れてしまいます。

 

キッチン周りの汚れには強アルカリ性の洗剤がマスト

 

キッチン泡ハイターは全ての汚れを1本で対応可能な驚くべき万能性を秘めています。

エアコンフィルター、レンジフードフィルター、ガスコンロなどの頑固な黒ずみ、トイレの中の黒ずみはもちろん、キッチン内のお皿から排水口周り、油汚れ、壁紙のちょっとしたカビや汚れ(染みになってないもの)、色落ちの心配がない布製品まで使えます。

実はキッチンハイターは、軽くであればトイレ掃除も可能で、尿石も取れるので、本当に万能選手です。

泡タイプの場合、付着した箇所もわかりやすいですし、密着するのでつけ置きが出来るのも非常に優秀です。

状況に合わせてつけ置き5分、30分、60分、120分と使い分けしてみてください。

さらにさらに、匂い対策として、キッチン泡ハイターを5分浸けておくだけで、ほとんどの匂いが落ちます。

排水周りはもちろん、ゴミ箱や電子レンジの中なんかもバッチリです。

最長5分くらいを目安に、10秒、60秒、5分くらいと状況に応じて使い分けしてみてください。

僕は魚もキッチンシンク周りで捌いて、魚のヌメリや鱗や内臓などを一度、排水口に流すのですが(ストッキング式のゴミ取り袋は設置しています)長時間捌いた後などは、排水口周りに魚の臭いが付着します。

キッチン周りはシステムキッチンやブロックキッチン問わず、油汚れがメインのため、強アルカリ洗剤が一番汚れを浮かして落としてくれます。

頑固な汚れに関しては硬めのスポンジやダイソーのコゲ取りスポンジなどで擦りながら、洗剤で汚れを浮かせば、ガスコンロの五徳やバーナーキャップなどのヘビーに擦れ傷がある箇所を除き、大まかに汚れは落ちます。

料理を毎日する方は洗剤を結構消費してしまうと思うので、ダイソーなどの100均でも手に入る「重曹」の粉を買ってきて自分で水で溶かして洗剤として使う手もあります。

重曹はかなり落ちます。

ただ、強アルカリ性の洗剤は、直接触ると手の油脂が無くなり、指の先のひび割れなどにつながるので、作業するときはビニール手袋をした方が良いと思います。

 

お手入れ不足なキッチンにはこちら

 

1年に1回くらい、本気でキッチン周りのコゲや油をお掃除する際に使うアイテムがあります。

「油職人」とダイソーの「コゲとりスポンジ」です。

特に油職人はレンジフードのフィルターやキッチンのガスコンロ周りに頑固に付着した油汚れやコゲ汚れ、汚れを遥かに超えた汚染との言えるレベルの油汚れにも効果を発揮するスーパーアイテムです。

色々なアイテムを数多く使用してきた結果、このアイテムに辿り着きました。

普段使いには強力すぎるのですが、お手入れ不足なキッチン周りに大活躍です。

通常だと油汚れを早く落とすためにお湯を使用して洗ったりする裏技もあるのですが、このアイテムを使うと水だけで十分落ちます。

使い方は気になるところに1プッシュするだけです。

つけ置きせずにすぐ拭き取ってもらって結構です。

僕が伝える汚れを浮かすという意味が油に吹き付けて頂ければご理解できるかと思います。

根本から油汚れが分解されて浮きますので、濡れた布巾や油汚れ用の雑巾などで拭くだけあの頑固な油汚れが簡単に落ちます。

もちろん、蓄積した超頑固な汚れやコゲなどについてはダイソーのコゲとりスポンジの出番です。

他にも硬めのスポンジでも十分なのですが、ダイソーのコゲとりスポンジは安く最も効率よく汚れを削ってくれますので、とてもお勧めです。

うっかり1年以上お掃除を忘れてしまっている方なんかは「油職人」使ってみてください。

お湯で洗うとか難しいことは必要ありません。

この洗剤は別次元の汚れの落ち方をします。

ゴム手袋、汚れを流すための水と油用の付近、コゲとりスポンジと油職人があれば、大掃除の準備は完了です。

素手で洗剤に触ると手がカサカサになってしまうのでゴム手袋必須です!

重度の汚れがある方は頑固な油汚れとコゲを一生懸命擦ってください。

 

中性洗剤はお好きなアイテムを

 

日々様々な現場で室内クリーニングをしている職人にお勧めの中性洗剤を聞くと、意外にキッチン用の食器洗い洗剤」と答える方が多いです。

キュキュットやジョイなどの洗剤を大量にまとめ買いして、それを希釈して泡で出るようにして使用するようです。

中性洗剤はどんなところでも使用できる万能選手ですが、各メーカーからかなりの数、商品がラインナップしています。

ただ、色々な商品を使用してみた感じ、匂いの違いやプッシュ後の泡具合にしか差がないように感じます。

基本的に油を溶かす界面活性剤が入っていることで油汚れが落ちやすいと言う製品が多いため、お掃除上級者ほど中性洗剤は使用しなくなる傾向にあり、他のアルカリ洗剤を用いて代用してしまうことが多いようです。

そのため、中性洗剤の役割が薄くなっており、最近は我が家でも使用頻度が低いです。

変色してしまう箇所や窓拭きをメインに使用するのが良いと思います。

我が家では洗剤の香りがすごく良いので「ウタマロ」を使うことが多いです。

 

最後に賃貸にお住まいの方への情報ですが、大体、賃貸物件はノンワックスというワックスをしなくても良いフローリング素材を除き、大体水性のワックスが塗られています。

このワックスは強力なアルカリ洗剤だと溶けやすく、床をアルカリ洗剤で拭き続けるといずれワックスが剥がれてきます。

そのため、ワックス付きの床の洗浄には中性洗剤がおすすめです。

 

また、玄関などの壁にある姿見鏡などは中性洗剤を軽く塗布して優しく伸ばして表面の汚れを落とし、乾拭きがおすすめですが、そこまで汚れていない鏡は水拭き用の雑巾を絞った後、乾燥機などで30秒から60秒ほど乾かし、ハーフウェットの状態を作り拭くと乾拭きしなくても綺麗に鏡を掃除できます。

 

あまりアイテム数がない酸性洗剤の基本性能

 

酸性洗剤は主に2種類の掃除に使用します。

一つ目が、水垢洗浄やトイレ内の尿石取りです。

上記点は、どんなに強力なアルカリ性洗剤を使っても落ちません。

酸性洗剤の専売特許のようなものです。

各水栓に付いた水垢や鏡の水垢汚れ、トイレ内の尿石などには酸性の洗剤がベストです。

一度つけ置きするのがお勧めです。

ただし、詳しくは割愛しますが、サンポールなどのトイレ専用の酸性洗剤は、トイレの灯器のみに使用することを推奨します。

YouTubeなどで調べると、サンポールを使ったスケール汚れ落としや鏡の水垢落としなどの動画が出てきますが、経験がない方は推奨しません。

使い方がわからないと、ステンレスなどの金属を焼いてしまいます。

 

二つ目がステンレスの錆です。

キッチンシンクなどはシステムキッチンなどで使用されるものを除き、多くのシンクがステンレス製品だと思います。

ステンレス製品は基本的に通常使用では錆びません。

しかし、稀にそのステンレスにはもらい錆と言われる現象が起きることがあります。

ステンレスの上に、金属製品を置き、その後、食塩水などが触れて時間が経つと錆が発生します。

そうしたもらい錆を掃除するのに酸性洗剤が便利です。

クエン酸水であれば、少し浸してスポンジで擦れば簡単に落ちます。

 

浴室洗浄の極意!2パターンで攻略!

 

「キッチン泡ハイター」+「風呂職人」の最強コラボ

 

まず風呂掃除で行うことは時間のかかるカビ取りです。

カビ取りも使える万能洗剤のキッチン泡ハイターの浴室での役割はカビ取りです。

※酸性洗剤とキッチン泡ハイター(塩素系洗剤)は混ぜると大変危険ですので、絶対に一緒に使用しないでください。

必ず、どちらかを使用した後は大量の水で洗剤を洗い流してから次の洗剤を使用ください。

重度のカビさえ取れていれば、基本は後は「風呂職人」1本で大丈夫です。

超お勧めの最強浴室洗剤だと思います。

※マスクとゴム手袋推奨です。

 

浴室の汚れは非常に頑固なものが多く、普段からかなり掃除をやり込んでいる方ならそこまで洗剤を使用しなくても汚れが落ちると思いますが、石鹸カス、金属石鹸カス、皮脂汚れ、水垢、シリカ汚れなどが蓄積し、層になっている状態の場合、気合で削り落としながら、洗浄していくイメージがあると思います。

特に落ちにくいのが、金属石鹸カス(水道水のマグネシウムとカルシウムイオンが混合した化合物の水垢が石鹸かすと融合した汚れ)と呼ばれます。

白っぽい、黒っぽくなる汚れがあるのですが、いずれにしても通常の洗剤で落ちない汚れは金属石鹸カスと判断出来ますね。

それら全ての汚れも含めて、汚れを浮かして(金属を溶かす)一気に浴室を綺麗にするなら、数少ないですが酸性洗剤が合理的です。

実際、普段からある程度お手入れされている浴室の掃除は酸性だけでOKなことも多いです。

カビ取り洗剤や鏡研磨という作業を除けば、酸性洗剤だけで結構落とせます。

頑固な汚れを洗剤で簡単に落とすコツは、汚れに馴染ませるために、塗布した後にスポンジなどで軽く回しながら擦り、その後、汚れを柔らかくしてから、つけ置きしてみてください。

10分〜30分ほどつけ置きして、汚れを柔らかくして、スポンジなどで軽く擦ってみてください。

(アルミのドアやステンレス製品につけ置きはNGです)

それで落ちなければ、再度つけ置きしてください。

その後、もう一度同じ方法で擦って試してみてください。

それでも落ちない場合、水垢専門のブラシやハードなスポンジを購入し、洗剤を付けながら擦って勝負してみてください。

 

また、浴室の入り口ドアがアルミの場合、アルカリ洗剤は長時間漬けてしまうと変色させるので酸性は浴室洗浄に便利です。

プロの職人もこれしか使わないというファンが多いほどの製品ですので、一般家庭では特に大活躍です。

浴室掃除がめんどくさい人ほど使って欲しいアイテムです。

水垢のひどいキッチンシンクにも流用できます。

ただ、弱点があり酸性洗剤特有の鼻にくるツーンとした臭いがします。

その臭いがキツく、大量に使用するとむせやすいです。

そのため、マスク推奨の製品ですが、「風呂職人」の臭いに耐えきれない人は下記方法をお試しください。

また、メーカー情報によると「風呂職人」はマグネシウム系の汚れは落ちますとありますが、カルシウム系の汚れには「カルシウム落とし職人」と記載あります。

実際、カルシウム系のスケール汚れは白く硬い汚れです。

風呂掃除をして、それが残っている場合、「カルシウム落とし職人」をかけてもらえれば、一瞬にして発砲し、泡が発生し、カルシウム汚れを溶かしてくれます。

カルシウムに効く洗剤はかなり数少ないので、ご自身の自宅で上記白くて硬い汚れがあれば、カルシウム系の汚れですので、ぜひお試してください。

ちなみに仕事でよく使用するので、このカルシウム職人が僕が購入した洗剤で数量はぶっちぎりで一番のアイテムです。

このカルシウム落とし職人最高です。

 

浴室掃除の救世主!「リンレイのウルトラハード バス用」+「クエン酸水(泡タイプが望ましい)」

 

浴室には前述した通り、様々な汚れが蓄積します。

水垢、石鹸カス、カビ、人体の皮脂汚れ、金属石鹸カスなど、様々な混合的な汚れが蓄積します。

特にかなり擦り倒さないと落ちない金属石鹸カスに対して意外と効果を発揮します。

※金属石鹸カス(水道水のマグネシウムとカルシウムイオンが混合した化合物の水垢が石鹸かすと融合した汚れ)

一部、酸性洗剤でなくては落ちきれないスケール汚れ(触ると硬い汚れ)のみが残りますが、そのスケール汚れを除いた全ての汚れに「リンレイのウルトラハード バス用」この1本でかなり速くアプローチできる優れた洗剤だと思います。

泡タイプですので、その場に長く残り、事前に泡立てずに水をかける必要もなく使いやすいです。

これまで使っていた中性洗剤(〇〇マジックリンとか)ではかなり落ちにくかった汚れが最速で、簡単に浮いてしまいます。

スポンジを使って、塗布した泡を回しながら掃除して、水流しをした後に、酸性洗剤で水垢を溶かせば、完璧です。

かなりピカピカの浴室になります。

残ってしまった気になる水垢には「クエン酸水(クエン酸水に中性洗剤を混ぜて使っても良い)」を吹き付け、時間を置き、汚れを浮かしてからスポンジで擦ってみてください。

それでも落ちない頑固な水垢はやはり「風呂職人」がお勧めです。

別で手取り早く水垢を落としてしまいたい人は、物理的にヘラなどで擦り落としてしまったり、3Mのスコッチバス用のスウィフトスクラブという三角形のバスパッドがお勧めです。

洗剤不要の商品とありますが、洗剤をつけながら一緒に使用するとかなり綺麗に落ちます。

最後にお風呂に入った人が残り湯などで、水だけで擦るだけで水垢や石鹸カスが簡単に落ちますので、お風呂内に1枚バスパッドがあっても良いかもしれませんね。

もちろんキッチン周りの水垢取りにも使えます。

 

浴室鏡に関しては、重度の鱗汚れがない限り、これもクエン酸水が最もお勧めです。

当然、塩素系の洗剤と相性がとても悪く、混ざると大変危険なため、キッチンハイターやカビキラーなどの塩素系の洗剤を使った後は、十分に水で流してから酸性の洗剤を使用ください。

鏡の水垢汚れの正体は「水道に含まれる金属イオンであるカルシウムやマグネシウムなどの化合物」が固着した物です。

そのため、ミネラルなどの金属系の汚れですので、酸で溶かすことが可能です。

重度の水垢を除いて、まずはクエン酸水からお試しください。

日々のお手入れもクエン酸水で軽く吹き付け、拭くだけで水垢の種は無くなりますので、長く水垢のない綺麗な鏡を使えます。

そうして、

鏡に鱗状にガビガビに固着してしまっている重度の水垢については、「水垢職人」という粉末状の酸性洗剤がかなりききます。

お掃除素人の方でも簡単に落とせるアイテムで、何十種類と酸性洗剤試してきましたが、簡単に落とせる洗剤はこれだけです。

 

重度のカビ対策は時間をかけるが吉

 

普段、気を抜いてしまうとウッカリ生えてしまう「ウッカリカビ」

基本的に、カビキラーやキッチンハイターなどの塩素が強い洗剤を使って(泡タイプで壁に密着するものが望ましい)カビを落としていきます。

大体、キッチンハイターやカビキラーなどを長く付けておけばおくほど、カビは落ちやすいです。

しかし、カビというのは根を生やして深く浸透してしまっていることもあります。

こうした頑固なカビ汚染は強力なプロ用の洗剤を用いても数日では落ちきれないことも多々あります。

賃貸用物件で前にお住まいされた方が全くお掃除をしない方だった場合、入居時から浴室内のパッキンにカビが生えていることがあります。

それは短時間のお掃除では落としきれない深い根を張ったカビです。

そうした頑固なカビ汚染に対しては、二つ方法があります。

一つ目がキッチンハイターなどの塩素系の洗剤をカビの生えた箇所に吹き付け、上からサランラップを密着させ、途中取替えながら1週間ほど漬け込んでおく方法。

二つ目は、カビキラージェルタイプのように、下に垂れずに壁に密着してくれるタイプの洗剤を上記同様に1週間ほど漬けておく方法です。

プロ用の洗剤でもすぐには落ちないのがカビ汚染の驚異的なところで、カビに悩んでいる方は時間がかかりますが上記試してみてください。

また、よく換気することも重要です。

風を通し、風が当たるだけでカビは相当生えにくくなりますので、普段からの換気を大事にしてください。

浴室に限った話ではありませんが、換気は非常に重要です。

換気をせず、窓を閉めっぱなしにすると窓枠や窓パッキンが黒ずみが発生したり、カビが生えてくる場合がありますので、日々換気大事にしてください。

頑固なトイレ汚れと結石対策

 

トイレの中の汚れなども基本的にトイレ専用でなくても普通の中性洗剤でまずはお掃除してみてください。

それでも落ちないトイレ特有の尿石汚れの固着や水垢汚れには別のアプローチが必要で「尿石などの金属系汚れは酸で溶かす」のが一番です。

トイレ内に頑固な黄ばみがついた尿石が表面についていたり、黒ずみ混じりのいわゆるサボったリングが出来ている場合、酸性の洗剤に頼らないと汚れは取りきれないと思います。

無理やり、研磨剤入りのスポンジなどで擦り落とすことは可能ですが、冒頭でも述べた通り、傷がつき、その傷に尿石などが再度付着しやすくなり、結果的にお掃除の回数を増やしてしまいます。

そのため、酸性の洗剤で汚れを溶かして浮かしてしまい、ブラシなどで擦った方が良いです。

お勧めの洗剤は酸性洗剤コスパ最強キンチョーから発売の「サンポール」です。

トイレに関しては聞いたことがないですが、他のキッチン材料や外のタイルなどは物によっては変色してしまうこともあるようですので、トイレ以外の箇所を長くつけ置きするのはNGです。

床掃除はやはり日々の掃除機が一番効率的

 

床掃除を水拭き掃除をするのが理想ではありますが、そんな時間が毎日取れる家庭はこのご時世少ないと思います。

そのため、掃除機で大きめのゴミや埃などは吸い取ってしまうのが手っ取り早いです。

これは説明するまでもないので、掃除機に関しては割愛しますが、最近だとルンバなどの自動掃除機がすごく人気なようです。

家の間取りを勝手に記録してくれ、出かけている間に床の掃除を済ませておいてくれるなんて、素晴らしいアイテムです。

我が家では導入していないのですが、聞いた話によるとすごく便利なアイテムのようですよ。

 

本気の掃除に便利な小さめの雑巾とバケツスタイル

 

小学生の頃のお掃除スタイルを思い出してください。

実はあのスタイルって細かい汚れを見つけ丁寧な掃除には凄く合理的なんです。

クイックルワイパーと水拭き雑巾掛けスタイルで床を掃除する場合、どちらが効率よく汚れを落とせると思いますか?

効率ではクイックワイパーと思いきや、実は水拭き雑巾なんです。

なぜかと言えば、シンプルですが雑巾掛けスタイルで床に膝をつけて掃除した方が床の汚れを目視で確認しやすく、簡単に汚れを発見できるためです。

本気で掃除をするなら、汚れに対して距離が近くなる雑巾掛けスタイルが最も汚れを効率良く落とす方法なのです。

僕はスピードと楽さを重視しているのでクイックルワイパーを普段してしますが、本気で床拭きする時は雑巾掛けスタイル一択です。

クイックルワイパー掛けではわからなかった細かい点染みや汚れなどを発見次第、重点的に擦れば落ちます。

クイックルワイパースタイルの場合、そもそも汚れを発見出来ていないという点もありますが、重点的に擦れば落ちる汚れを見逃してしまう方法のため、やはり本気出すときは雑巾です。

僕は究極のお掃除スタイルは雑巾掛けだと思います。

特に雑巾は小さめのものがお勧めです。

手に余るような大きな雑巾は取り回しが悪く、洗うたびに何度も何度も折る手間がありますので、一回だけしか折らなく良いくらいのサイズ感が一番取り回しがよく使いやすいです。

そしてお勧めの素材は綿100%の雑巾ではなく、マイクロファイバータイプが細かい毛が抜けにくくてお勧めです。

 

賛否両論あるのは承知の上ですが、効率重視ならば普段のサッとした掃除にはキッチンペーパーがお勧めです。

毎度布巾や雑巾を濡らしていたら、濡らした布巾や雑巾の洗い・除菌に時間を取られるので、サッと掃除してすぐに捨てることが出来てほどよく水分を含んでくれるキッチンペーパーはすごく便利な気がしています。

僕は普段、魚も捌くので結構キッチンペーパーを買い込んでいるので、それを使用しています。

やはり、雑巾は水洗いしても、そのまま乾かす雑菌が増えてと臭い匂いを発しますので、水に軽く溶かしたキッチン泡ハイターに漬けておき、その後水洗いして乾かせておけば匂い対策もバッチリで次使うまで嫌な匂いは発生しません。

なんでも使えてキッチン泡ハイターが最強ですね。笑

 

年に一度レベル!窓、網戸とレールサッシの掃除

 

網戸の掃除って色々やり方があると思うんですが、実は窓サッシと一気に行う方法があるんです。

用意するものは「車用のブラシ(お風呂用のブラシでも代用可能)」「中性洗剤」「蛇口からの長いホース」だけです。

小型の高圧洗浄機があれば、便利ですが、家庭環境によりどこから水を取ってくるかが問題なのですが、ベランダに蛇口がないマンションであれば、洗濯機置き場の蛇口から長いホースを洗う箇所の窓の外まで持っていきます。

当然、キッチンの蛇口からでも良いですし、お風呂場から引っ張ってきても良いです。

いずれにしても蛇口先端にホースを繋ぐアタッチメントが必要なケースが多いので事前にお調べください。

そのホースを外に引っ張ったら、網戸を外してしまい、(網戸は本体上部に「外れ止」と言う部品がありますので、そちらを解除して外してください)網戸を立てかけて水を大量にかけて細かい砂や埃を落とした後に、網戸に中性洗剤を大量にかけ、ブラシでゴシゴシ軽く擦っていきます。

その後、再度水をかけて洗い流して終了です。

サッシや窓もその流れで水でサッシに大量の水を流して、サッシの汚れを細めのブラシで落として終了、窓は汚れ具合によっては中性洗剤をかけて水で流して、乾拭きして仕上げして終了です。

実はサッシって大量の水を使わないとお掃除にかなり時間がかかります。

水を大量に使わないとサッシに蓄積した外からの泥系や砂、黒い蓄積汚れは洗い流せません。

これを雑巾だけでやろうとすると、量にもよりますが、戸建ての量であれば一日中、3DKのマンションでも数時間はかかってしまいます。

大量の水をホースで運んで、一気に水で流してしまう方法が最も効率が良いと思います。

大体、クリーニング屋さんもこのスタイルか、高圧洗浄で大量の水を使ってお掃除している方が多いですね。

 

粘着物の取り方

 

粘着物除去する場合、シールなどの粘着物を剥がした後にベトベトが残ってしまう場合がありますよね。

赤ちゃんやペットがいる家庭では、強力ですが匂いもする粘着物除去剤だと気になる方は、オレンジオイルがお勧めです。

オレンジオイルを粘着物の上から少しずつ垂らし、馴染ませながら、薄めのヘラなどでじっくり剥がしていくと綺麗にとれます。

最後にベトベトを拭き掃除して完了です。

子供のおもちゃはじゃぶじゃぶ洗う!

 

子供用のおもちゃを安全にスピーディーに確実に洗いたい方向けです。

ゼンマイや電池式の機械類が入っていないおもちゃなどで、酷く汚れがついてしまっているものや垢などで黒ずんでしまっているなどのおもちゃに関しては、アルカリ性電解水をたっぷり振りかけたり、台所の中性洗剤でゴシゴシして汚れを浮かした後に、バケツに入れてじゃぶじゃぶ洗うか、シャワーで洗い流した方が早いです。

この時のコツがお湯を使うことです。

お風呂に入るくらいの時のお湯で問題ないので、子供と一緒にお風呂に入りながら、桶に溜めたお湯を使って洗うのも良いです。

このお湯を使ってじゃぶじゃぶ洗う方法は実は掃除屋さんなら誰でも知っているお湯を使って汚れを浮きやすくする原理と洗剤の成分が残りにくくて安全というダブルの効果がある優れた方法です。

多少、ネジがあっても木製でもおもちゃ内部に水が侵入しても大丈夫です。

(内部に機械類が入っていないことが前提)

長く水につけ過ぎずに数十秒程度で洗い終わり、すぐに乾かせば、余程安価なおもちゃじゃない限り、サビなどは発生しにくいです。

思い切ってじゃぶじゃぶ洗ってしまった方が大量のおもちゃを効率よく、しかも短時間で洗え、清潔に保てます。

それに砂だらけのおもちゃなんかはお湯だけでじゃぶじゃぶ洗って乾かして即完了です。

じゃぶじゃぶ洗った後はタオルで丁寧に拭かなくても浴室内などで下に向かって「じゃっじゃっ」と簡単に水を切り、タオルの上で陰干しを1日〜2日もすれば十分綺麗になります。

子供用のおもちゃって安くないのは頑丈に作られているからです。

水でじゃぶじゃぶ洗ったくらいではびくともしない物が多いです。

ただ、ゼンマイや電池式などの機械が入っているものは普通に故障しますので、注意が必要です。

 

お掃除屋さんに頼むのも有り

 

実は、妻が出産して初めての子育てに苦戦し、右往左往している時って本当にお掃除する時間が取れなかったんですよね。

自分がお風呂に入ってゆっくりしている時間があれば、シャワー浴びて速攻で妻の子育ての手伝いをしなくちゃってくらい焦って生活しているような状態です。

そう言う時って、浴室の掃除なんかもかなり放置していたんです。

そのため、お恥ずかしい話、ピンクカビや黒い汚れがかなり蓄積していましたし、パッキン周りにも黒カビがうっすら発生していました。

でも、その時は子育てに必死になっていたので、意外と気にならなかったんです。

気になり出したのは、小さな息子を毎日お風呂に入れ出してから、浴室環境が悪すぎることにふと気がついた時でした。

その時、掃除していないことを強く後悔しました。

こんな可愛い息子を汚い空間に入れておくわけにはいかない!でも、徹底的に掃除する時間が取れない!取るんだったら、少しでも妻が休憩できるようにサポートしたい!と言うジレンマに陥っていました。

 

そうした時に出たアイディアがお金を払ってプロのクリーニング店に依頼することでした。

その時はお願いして正解でした。

妻と子供と一緒にいるタイミングで、クリーニング店の方に来ていただき、軽くお掃除内容の打ち合わせと説明を受けて、掃除完了まで待っていて完了です。

女性と子供だけでは心配だと思うので、お願いする時は家族全員家にいた方が良いと思います。

数時間で徹底洗浄してくれ、浴室がピカピカのキュッキュッ状態になりました!

 

困っているシュチュエーションは人それぞれだと思いますが、他人にお金を払い掃除をしてもらうのも選択肢としては全然有りです。

むしろ、子育て家庭には強くお勧めです。

子供にお掃除を覚えてもらうには自分が先に楽しむ

 

僕の書いた記事を他に読んでいただいている方ならお分かりかと思いますが、これからの時代は子供を管理して、お掃除や家事を強制的に行わせるというスタイルは少々ナンセンスです。

子供が楽しくお掃除を覚えるには、まず親が楽しそうにお掃除する姿を見せるだけで良いのです。

お掃除をして汚れが取れたら「うわぁ綺麗になったぁ」とか「綺麗になって気持ちが良いねぇ」とか声に出して、喜んでいるだけで子供は何か楽しそうなことをしているなぁと興味持ち、自分からお掃除のお手伝いをしてくれるようになりやすいです。

うちの子は現在、1歳7ヶ月ですが、僕と妻で普段簡単な掃除をするのを見て、クイックルワイパーと埃取り用のワイパーを雑に振り回し、お掃除?してくれます。笑

褒めまくっていますが、本人はポカーンとした顔しながら「こうやるんでしょ」と言いたげな顔しています。

それがまた愛くるしい!笑

 

あらためてになりますが、お掃除は強制的に修行のように行うものではありません。

自分が気になったら、行えば良いですし、その時に納得するところまでやれば良いのです。

お掃除をすれば、必ず思ったより落ちないという箇所が出てきます。

気持ち込めて再度掃除するも良し、面倒だからスルーするのもあり、その時の気分で決めて良いと思っています。

 

冒頭でもお伝えの通り、「頑張らないといけない事は続かない」のです。

 

僕はパートナーや子供に何でここ掃除していないの?なんて声はかけません。

気になるんだったら自分でやれば良いですし、相手に強制すると関係がギクシャクしてきます。

自分のペースで、家族同士、互いに楽しく!尊重して!生活していきたいものです。

相手を尊重できるその心が「愛」です。

 

それでは、非常に長い記事を最後までご覧頂き、感謝申し上げます。

また、一般家庭ではほとんど使用しない水垢などの強固な汚れに対する洗剤の知識もありますので、もし気になる方がいらっしゃればコメント下されば、回答いたします。

ありがとうございます。

プロフィール

プロフィール「新しい子育て研究家兼ライフコンディショナー」

○名前:じょーもんパパ ○出身地:青森県 30代のアウトドア・釣り好き、サッカー日本代表好き。 「2歳の男の子・0歳の女の子」二児の父親。 妻と息子と娘と4人暮らし。自分も子供も大事にする子育て・生き方を模索中。興味のあることは何でもやってみるをモットーに生活中。「自分が生まれた意味」は好きなこと・得意なことにこっそり隠れていると信じている。自分を満たすからこそ、コップから溢れるように周りも大事に出来ると伝えている。

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