推し活・結婚・恋愛はそれぞれ別々で考える方が人生はうまくいく

よく結婚と恋愛は違うと言われますがその通りだと思います。

当然、恋愛の延長線上に結婚があって、そのまま仲良い2人が死ぬまで人生を謳歌すると言うケースも少なくないでしょう。

しかし、僕個人的にはそのようなケースを人々が追い求めすぎてしまっているが為に非常に苦しい思いをしているような気がするんです。

 

 

今回の結論

『恋愛を求める人は恋愛できる人を探す、結婚を求めている人は結婚できる人を探す、恋愛と結婚を同じ土俵に上げない方が人生はうまくいく。そもそも人を好きになる=恋愛したり結婚しなくてはならないと言う考え方は苦しさを生むだけ。』

推し活ブームは良い兆候?

 

世間では「推し活」と言う言葉があります。

アイドルやキャラクターをひたすら推す活動のことを言うようですが、僕は自分が本当に好きなものは自分のものにならなくてもどんどん好きでいて欲しいと思います。

どんどん好きでいる自分を大事にして欲しいです。

それが例え、対面で話す機会のない遠い存在のように見えるアイドルだったとしても関係ありません。

キャラクターやアイドルでも何でも良いと思いますが、好きなもの・人を推すと言う行動は尊いと思います。

それだけ好きなことをする、好きな人・ものを推すと言う行動は素敵なことだと感じます。

どシンプルに自分が何かを好きでいることに感動してください!笑

「顔がタイプだから、好き!!」そんなシンプルな理由でも全く構いません。

人を好きになれる自分を誇ってください、とても素敵なことです。

 

しかし、自分が好きでいる人と付き合いたいという願望があれば、話は複雑になってきます。

特に好きな人と恋愛をしなくてはならないと言う思い込みが入ると一気に苦しくなります。

自分の好きな人と相思相愛になり、付き合いたいと言う願望が出てくるからです。

そう言う付き合いたいと言う願望は、相手が了承してハッピーエンドになるケースもありますが、そうならないケースも多いはず。

この恋愛の延長線上に好きな人と付き合うと言う考え方が恋愛の苦しさの要因とも感じます。

推し活のように「自分がこの人を好き」と言うたったそれだけで良いはずなのに、好きな人を手に入れ、付き合うと言う点まで相手に要求してしまうからこそ、辛いのです。

恋愛は人と人とが互いに了承がなければ、成立しません。

当たり前ですが、その了承を得るまでのプロセスを考えると、相手によっては険しい道ですし、根本的に相手のことを所有したいと言う気持ちがある限り、自分が苦しいだけだと思います。

恋愛することはふわっとした付き合いでも十分恋愛だと思います。

ガッツリ好きな人と付き合わなければならないという思考をもっと軟らかくふわっとした感じにした方が人生はうまくいくような気がします。

 

重要なのは自分が求めていること

 

重要な点は自分が一番何を求めているかです。

自分が好きな人と恋愛して、結婚したいという根本が所有の考えをしていたら、相手が承諾しなければ辛い思いをするだけですし、場合によっては理想の高すぎる複雑な人生を歩むことになりますから、自分が何を求めているのかを整理整頓し、言語化してみることが重要です。

例えば、好きな人をひたすら応援したいのであれば、好きな人を応援してください。

「アイドルの〇〇君が大好き!」

それだけで良いと思います。

 

好きな人を応援して、恋愛につなげるという行動と切り離して考えた方が良いです。

恋愛をしたいのではあれば恋愛をしたい人と繋がる必要がありますし、結婚したい人は結婚出来る人と繋がる必要があります。

推し活と恋愛と結婚を全てバラバラに考えても良いくらいです。

どれを自分が一番求めていることか、またはどのレベルで求めているかで起こす行動が変わってくると思います。

今はネット社会で、互いの願望をマッチするツールやアプリもありますし、行動すればいくらでも自分の求めていることに近しいことを探せます。

情報が多すぎて、ドラマやら、漫画の影響で、好きな人→恋愛→結婚と全て混同させられているので、複雑で辛い恋愛や結婚を求める人生になっている気がします。

もっとシンプルで良いんです。

自分が何を本当は求めているのかがわかれば、やることはシンプルです。

辛さもほとんどありません。

 

流石に、推し活、恋愛、結婚を同時に進めたら願望を叶えるために、複雑になり、うまくいかないですよね。

 

甘く危険な香り「ドラマ・漫画」

 

昔から月9などに代表されるテレビドラマは多くの女性に指示をされてきました。

今はテレビドラマを観る派とネットで好きな物を観る派にわかられているので、多様化していると思いますが、昔からドラマの影響力は凄まじいと感じています。

今の40〜60代は特にドラマの影響を強く受けた世代ではないかと思います。

そうしたテレビドラマの正体は視聴者への「モデルケースの提示」です。

わかりやすい例で言えば、1980年代に流行ったトレンディドラマ等。

「東京で男女2人でマンション暮らし」が最先端でお洒落な生き方という刷り込みやモデルケースが当時から沢山放送されていたはずです。

その時代から様々な形で甘く危険なラブストーリーは創られ続けましたが、1番の問題は視聴者側の思考が変わってしまったことです。

恋愛して、結婚することが理想のような展開の如く、ドラマや漫画を通して何度も何度も提示されることで、自分が望んでもないのに、これが理想であると思い込んでしまう状況が発生してしまうのです。

 

前述した恋愛や結婚に関する常識や理想というのはメディアやドラマや漫画なんかがそっとあなたの心の中に忍び込んでいる証拠かもしれません。

だからこそ、自分が何を求めているかをしっかり言語化して整理整頓する必要があると思います。

 

結婚は人生の墓場?

 

結婚は人生の墓場なんて言葉が数十年前からテレビ放送されていた時代がありました。

石田何とかさんが発言したのかな?笑

確かに自由がなくなってしまう点などを考慮すれば、そうした見方が出来ます。

それに結婚というものの本質は「夫・妻がそれぞれ相手とのパートナー契約」に近しい概念です。

これも前述した通り、相手の所有という概念が根っこになります。

なぜなら、結婚は古くから儒教の教えからきている概念で、簡単に言えば家族のヒエラルキーを作りましょう、という話なのです。

つまり、宗教的概念が発祥です。

だから、結婚という形を素直にそのまま受け入れてしまうとヒエラルキーが発生し、相手を所有物のように扱うわけですから、お互い苦しくなるのです。

 

さらにテレビやドラマで提示された一般常識やモデルケース、または会社の上司から言われたモデルケースを互いに押し付けてしまい、苦しい生き方を強いられてしまうのです。

親が喧嘩しているシーンを見たことがない人は少ないと思いますが、度合いはあるにしても価値観や考え方が違う人間が一緒に暮らしているわけですから、互いに譲らなければ必ず衝突してしまいます。

 

そうしたことを回避するために、重要なのは「相手への尊敬尊重」です。

夫の考え方を尊重する、妻のやり方を尊重する、それだけで良いのです。

別記事でも書いていますが、家事のやり方で互いに言い合うと収拾がつきにくいです。

ある程度一緒に暮らしていると合うところと合わないところが出てくると思います。

合わないところは、互いに干渉しないか、または話し合いするしかありませんので、よく話し合って欲しいです。

 

せっかく縁あって一緒に生活しているのですから、相手のことを大事にしたいものです。

ある意味、相手の考えややり方に干渉しないのも愛ではないでしょうか。

 

ここまでお読み頂いた方なら、人やパートナーとのお付き合い・恋愛、結婚のベースは何が大事かご理解頂けたと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。

プロフィール

プロフィール「新しい子育て研究家兼ライフコンディショナー」

○名前:じょーもんパパ ○出身地:青森県 30代のアウトドア・釣り好き、サッカー日本代表好き。 「2歳の男の子・0歳の女の子」二児の父親。 妻と息子と娘と4人暮らし。自分も子供も大事にする子育て・生き方を模索中。興味のあることは何でもやってみるをモットーに生活中。「自分が生まれた意味」は好きなこと・得意なことにこっそり隠れていると信じている。自分を満たすからこそ、コップから溢れるように周りも大事に出来ると伝えている。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。